愛に歳の差なんて関係ない? 本当に私、結婚していいの? 23歳も年下の彼との結婚に迷い続けています。

anrinonikkiの日記

世界一周の前、旅中、そしてその後の気持ちの変化などをつづっています。 嬉しかったこと、楽しかったこと、悲しかったこと、つらかったこと、いろんな思いを書くことによって、これから自分がどうしたら良いのか、どうしたいのかが見えてくる。そしてほぼ毎日見る夢は私に一体何を語っているのかな。。。etc...

その日暮しの貧乏だけど、今を楽しむラッキーガール

私達は貧乏です。

私はこんなにお金のない生活は初めてです。

まさにその日暮し。
本当にその日暮しの生活している人っているんだなーってのんきなことを思ってる。

 

でも。。。なんだろう。 あまり困っていないというか、焦ってないというか、
人生の中でこんな時期があってもいいんじゃないかな、なんて思ってる。

そしてそれを楽しんでいる私。

 

確信もないのに、いつか事業が成功して大金持ちになる夢をいつもみている。

確信がないわけではない。事実、私達のプロジェクトは確実に進んでいる。

でも営業したことがない私は、顧客を捕まえられない。

人に頼っても何もならないということを知ったし、頼れない自分もいる。

よく人に頼るのが上手な人がいるけど、私には出来ない。
どうしたら、そんなうまい具合に言えるんだろう。。。といつも考えるけど、
考えたところで何も変わらない。

 

それでも私はいつも思うことがある。

私はすっごいラッキーガールだってこと。

私が求めてやまないことは、ほとんど現実のものとなって私のところにやってくる。

 

就職の時、家を買うとき、パートの仕事を決めるとき、仕事でもしたいことが出来たし、
そして周りにはいつも良い人がいてくれた。だから世界一周も出来た。

 

もうどうにもならない。。。っていうことがあって、すっごく落ち込んだときだって、
それがきっかけで、もっと良い結果になったりした。

 

両親にとって私は自慢の子だったし、私も良い子でいた。

 

1つボタンを掛け違える日が来るまでは。。。

 

私は、高校卒業したら家を出て都会で暮らしたいと思っていた。
それも日本でトップクラスの会社に就職して。

 

大学にも推薦で行きたいと思っていたけど、ウチにはそんなお金は無いことは知っていた。
もし大学に行くなら就職して、自分で稼いで夜間に行くしか無い。

 

そして大手企業の求人を探して、探して、探していた時に、大手都市銀行の求人を見つけた。

大学と違って高校の就職は、学校に求人の募集が来る。
だから私がこの会社を受けたい、って言っても求人募集がなければ受けることが出来ない。
それに先生からの校内推薦も必要だ。

 

その求人は初めて私の学校にきた求人だから、とっても不利で受からないことが多いって先生に言われた。
企業側も毎年取っている学校からの方が、どんな人が来るのかがある程度わかっているので、
ハズレがない、と思っているからだ。

 

でも私は何の根拠もないのに、私は受かる、っていう確信みたいなものがあった。
なんだろう、その感覚。

 

今と同じ。今はどんなに貧乏でも、いずれは、映画に出てくるような、大きなガラスの窓と、広いバルコニーのある大きなうちを海辺に買って、時々友達を招いてパーティーをしたり、海で遊んだり。。。
普段は世界旅行しているから、時々しかその家に帰ってこないけど。なんて勝手に想像したりしている。今は夢だけど、現実になるよ、きっと(笑)

 

だから就職試験もほとんど緊張はなかった。
もちろん初めて、大きくてきれいな会社で試験を受けたわけだから、程良い緊張感はあったけど、ガチガチになることはなかった。

面接も何を聞かれても私なりの応えで、面接官を笑わせた。
そしてどんな仕事をしたいか、って聞かれた時も、大胆にも秘書みたいな仕事をしたい、って。

今考えるとなんともおかしい。その時のことは鮮明に覚えている。
15人位の募集者がいたと思う。その中に、とてもかわいい子がいて、その子とだけ話したのを覚えている。残念ながら次に会社に行った時は、その子はいなかったけど。。。

 

それから約一週間。会社からは合否の音沙汰もなく、先生には「まあ、ダメだったら次があるから心配しなくていいよ」って言われ、でも私は内心、ワクワクしながら会社からの連絡を待ち。。って感じだった。

 

そして内定の連絡がきた時、多分一番ビックリしたのは先生だったのではないかと思う。

母も祖母も、もちろんビックリし、とても喜んでくれた。

そして私がその銀行に内定したことは、小さな私の街のちょっとしたニュースとなり、
時々、祖母にも、母にも、私にもみんなが「おめでとう」って言ってくれた。

そして私は都会で銀行員として働くことになった。

 

そう、今は金銭的にはどん底だけど、プロジェクトは成功するっていう確信があるから、
今を楽しみながら仕事もしっかりして行こう。